新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

2019 年最初のブログでは私とVR、そして東京クロノスとの出会いについて振り返ってみたいと思います。

目次
VR との出会い(2013年)
デモ体験(2014～2016年)
PSVR 購入(2017年)
東京クロノスとの出会い(2018年)
あとがき

★VR との出会い(2013年)★

私が VR と出会うのは 2013 年、某所である資料を見たのがきっかけでした。

その資料の説明を見聞きした時、

「これ今すぐにでも欲しい！！」

と「.hack の世界来た！」と非常にテンションが上がりました。

その数日後にプロトタイプの HMD を被らせてもらい、簡単なデモを体験したのですが、想像以上の体験で言葉を失ったのを覚えています。

それは家庭用ゲーム機が 2D から 3D になった 1994年12月3日並みの衝撃。ビデオゲーム、映画、漫画、アニメといった世界に入り込む手段。正に自分が幼い頃から憧れていた体験がそこにあったのです。

製品化はまだ先の話でしたが、ビデオゲームの将来に期待が大きくなりました。

同時に、ハードの普及等を考えると最初にヒット作を出すのは大手メーカーというよりは少数精鋭の集団、インディーズが鍵なのではないかなともぼんやり感じていました。

(2016年にカプコンがバイオハザード7の全編 VR 対応を発表した時は本気で驚きましたが)

★デモ体験(2014～2016年)★

VR の主要な製品が世に出るのは 2016 年の事でしたが、それまでに様々な作品のデモ版に触れる機会を幸運な事に何度か得られました。

その中でも特に好きだったのは「eve valkyrie」。アクション・シューティングが大好きなのもありますが、非常に快適でゲームとして素直に面白いと感じられたからです。この完成度のゲームが既に存在している事に心が躍りました。

そして、外せないのが「サマーレッスン」。まだ製品化が決まっていない技術デモ版で、2015 年の E3 向けに作られた金髪の女性キャラクター「アリソン」が登場するバージョンを体験しました。

最初は話題のデモだしやっておこうか位の気持ちでしたが、目の前に登場するキャラクターを見てその存在感に驚きましたね。何よりも凄いと思ったのは、実際には存在しないキャラクターモデルでありながら、パーソナルスペースを意識してしまう事です。あるはずの無い体温まで感じられ、VR の力を思い知らされました。

他にも色々とデモをやってみた中で「サイバーダンガンロンパVR 学級裁判」という ADV 作品がありました。デモがやや短めだった為か、体験として面白く感じつつも個人的にはそこまで注目するまでに至りませんでしたが、後でこのジャンルが VR と相性が良い事に気づく事になります。当時の自分は乗り物系(カーレース、フライトシミュレーション)やホラー作品が VR に適しているという理解だったのです。

★PSVR 購入(2017年)★

私が手にした最初の VR デバイスは PSVR です。

既に PS4 を持っていたので、PCVR と比較して安価に環境を整える事が出来る点で魅力的でした。

しかし、プレイルーム VR を始め、楽しい作品はあったものの、従来のビデオゲーム作品の様に「長時間集中してプレイできるタイトル」が少なく感じていました。一番楽しみにしていた「バイオハザード7」は予想していなかった強烈な酔いに悩まされショックを受けた事等もあり、徐々に PSVR を使用する頻度は減ってしまいます。